The AI Mail プライバシーポリシー
最終更新日: 2026-10-13
対象アプリ: The AI Mail(iPhone・iPad・Mac)
はじめに
「The AI Mail」(以下「本アプリ」)は、Gmail の受信トレイのメールを、端末の中の AI で「対応が要る」「目を通す」「片付けた」に仕分ける、iPhone・iPad・Mac 用のメールアプリです。
本アプリは、メールの内容も、個人情報も、利用状況も、開発者のもとへ集めません。 開発者が運営するサーバーは無く、メールは Google のサーバーと利用者の端末のあいだで直接やり取りします。仕分けや要約の AI も、すべて端末の中で動きます。
1. 開発者が収集する情報
ありません。
開発者は、メールの本文・件名・送信者・宛先、Google アカウントの情報、端末識別子、広告識別子(IDFA)、利用状況、操作ログ、クラッシュログを、いずれも収集・記録しません。本アプリには、開発者へデータを送る仕組みがありません。
2. Google のユーザーデータの扱い
本アプリは、利用者が Google のログイン画面で許可したときだけ、Google のアカウントと Gmail にアクセスします。
求める権限と、その使い道
- Gmail の閲覧・変更(gmail.modify): 受信トレイのメールを読み、仕分けて画面に並べます。利用者の操作や、利用者がオンにした「自動で片付ける」に従って、アーカイブ・受信トレイへの戻し・仕分けのラベルの付け外し・ゴミ箱への移動をします。配信の解除を選んだとき、配信元がメールでの解除を求めている場合は、利用者のアカウントから配信元へ解除のメールを送ります(Gmail の「送信済み」に残ります)。
- 名前とプロフィール写真(openid・profile): アカウントを切り替える画面に、名前と写真を出すために使います。
読み取る情報
- メールの見出し(差出人・宛先・Cc の名前とアドレス、件名、日時、配信の解除の情報)と、本文の冒頭の抜粋
- メールの本文(AI で仕分けるときと、利用者がメールを開いたとき)。添付ファイルの中身は読みません
- Gmail のラベルと、メールの変更の履歴(新しく届いたメールを知るため)
- Gmail のメールアドレス、Google アカウントの名前とプロフィール写真
使い方の範囲
- Google から受け取った情報は、本アプリの画面に表示する機能(仕分け、要約、やること、期限の表示、配信の見直し、通知)のためだけに使います。
- 開発者を含め、人がメールを読むことはありません。
- 広告、利用者の追跡、信用の判断には使いません。売ることはありません。第 4 節のとおり利用者ご自身の iCloud(Apple のサービス)に保存する以外に、第三者へ渡すこともありません。
- Google から受け取った情報を使って、AI のモデルを作ったり学習させたり改良したりすることはありません。利用者がメールの仕分けを直したときは、その例(件名と要約)を、同じ利用者の端末の AI に次の判断の手がかりとして渡すだけです。
本アプリが Google API から受け取った情報の利用と他のアプリへの転送は、Limited Use の要件を含め、Google API サービスのユーザーデータに関するポリシーに従います。
3. 端末の中の AI
仕分け・要約・やること・期限の判断は、端末に組み込まれた AI(Apple Intelligence の Foundation Models)が、端末の中で行います。AI には、差出人の名前とアドレス、件名、本文の先頭の部分(最大 2,000 文字)、利用者が宛先(To)と Cc のどちらで受け取ったかとそこに書かれた利用者の名前、利用者が以前に直した仕分けの例を渡します。「片付けた」のメールを送信元ごとにまとめるときは、送信元の名前・アドレス・最近のメールの件名(最大 5 件)を渡して、送信元を分類します。メールの内容がクラウドの AI サービスへ送られることはありません。
4. 保存する情報と場所
利用者の端末の中(ほかの端末とは共有しません)
- 受信トレイのメールの写し: 見出し、本文の冒頭の抜粋、AI が付けた要約・やること・期限、仕分けの結果。本文は保存しません(開いている間だけメモリに置きます)
- 配信の見直しのための、直近 90 日のメールの見出しと抜粋
- 配信の解除やゴミ箱への移動の記録
- 送信元の分類(ショッピング・ニュースなど)と、届いたメールの数
- ログインの情報(リフレッシュトークン): Apple のキーチェーンに保存し、その端末だけで使います。ほかの端末には移りません
- アカウントの一覧(メールアドレス、Google のアカウント ID、名前、プロフィール写真の URL、許可した権限)と、プロフィール写真(縮小したもの)
- 設定(「自動で片付ける」のオン・オフ、通知の許可を尋ねたかどうか、仕分けのラベルの番号)
端末のバックアップ(iCloud バックアップ、Mac の Time Machine など)を使っている場合、これらの情報はバックアップにも含まれます。ログインの情報は、バックアップから別の端末に戻しても使えません。
利用者ご自身の iCloud(同じ Apple アカウントの端末のあいだで共有)
iCloud が使える端末では、Mac・iPhone・iPad で同じ仕分けを使えるよう、次の情報を利用者ご自身の iCloud(CloudKit のプライベートデータベース)に保存します。保存先は利用者の iCloud の領域で、開発者は内容を見ることができません。
- メールごとの仕分けの結果、AI の要約・やること・期限(60 日で消します)
- 利用者が直した仕分けの例(最大 300 件): 差出人のアドレス、件名、要約(無ければメールの抜粋の冒頭 60 文字)、直した結果。削除した例も、ほかの端末に削除を伝えるため 30 日間は残ります
- 「この送信者は大事」などの、送信者ごとの決まり(アドレスまたはドメイン)
- 「自動で片付ける」の設定
どの記録にも、どの Gmail アカウントのものかを示すメールアドレスが入ります。
利用者の Gmail
仕分けの結果を表すラベル(「The AI Mail」と、その下の「返信が要る」「対応が要る」「目を通す」「メルマガ・広告」「お知らせ・通知」)を Gmail に作り、メールに付けます。ほかの端末で同じ仕分けを使うためです。アーカイブやゴミ箱への移動も、Gmail に反映されます。
5. 通信先
本アプリが通信するのは、次の相手だけです。
- Google: ログイン(accounts.google.com、oauth2.googleapis.com)、Gmail API(gmail.googleapis.com)、名前と写真(openidconnect.googleapis.com と、写真の置き場所)
- Apple の iCloud: 上の第 4 節の情報を端末のあいだで共有するため
- メールの中の画像の置き場所: メールを開くと、本文の画像を送信者が指定したサーバーから読み込みます。このとき、画像のサーバーには通常のウェブ閲覧と同じく、端末の IP アドレスなどが伝わります。開封の確認に使われる小さな画像や、計測を行う送信元として知られている先の画像は、読み込む前に止めます。メールの中のスクリプトは動かしません
- easylist.to: 計測を行う送信元の一覧(EasyPrivacy)を、7 日に 1 回ほど取得します。メールの情報は送りません
- 配信元: 利用者が配信の解除を選んだとき、配信元が用意した解除の URL へ解除を伝えるか(Cookie などは送りません)、上の第 2 節のとおり解除のメールを送ります。解除のページしかない場合は、端末のブラウザで開きます
6. データの保護
通信
- Google との通信(ログイン、Gmail API、名前と写真)は、すべて暗号化された HTTPS(TLS)で行います。easylist.to からの一覧の取得と、配信元の解除の URL への通知も HTTPS だけで行います。暗号化しない通信(HTTP)を許す例外の設定(App Transport Security の例外)は、本アプリに入れていません。
- iCloud との通信は、Apple の CloudKit が行います。Apple は、iCloud に保管される他社製アプリのデータは転送中もサーバ上でも常に暗号化されると説明しています(iCloud のデータセキュリティの概要)。
- ログインは、端末のブラウザの仕組みで開く Google のログイン画面で行います。本アプリが Google のパスワードを受け取ることはありません。認可コードの受け渡しには PKCE を使います。
- 開発者が運営するサーバーは無く、Google のユーザーデータが開発者のもとへ届くことはありません(第 1 節)。
端末の中
- ログインの情報(リフレッシュトークン)は、Apple のキーチェーンに、「端末の再起動のあと一度ロックを解除するまで読み出せず、ほかの端末に移らない」設定(kSecAttrAccessibleAfterFirstUnlockThisDeviceOnly)で保存します。
- Gmail API を使うためのアクセストークンは、メモリにだけ置き、保存しません。
- メールの写しなどの情報は、本アプリ専用の保存領域(Mac では App Sandbox のコンテナ)に置きます。
- メールを表示する画面は、Cookie やキャッシュを端末に残さない設定で動かします。メールの中のスクリプトは動かしません。
端末に残す期間
- 受信トレイのメールの写し: そのアカウントからログアウトするまで残します。アーカイブしたメールの写しも残ります。Gmail でメールが完全に削除されたことを同期で知ったときは、端末の写しも消します。
- 配信の見直しのための、直近 90 日のメールの見出しと抜粋: 1 日に 1 回ほど取り直し、そのたびに前のものと置き換えます。
- ゴミ箱への移動の記録: 記録から 31 日たつと、次の同期で消します。
- 配信の解除の記録と、送信元の分類: ログアウトするまで残します。
- iCloud に保存する情報の期間は第 4 節のとおりです。ログアウトしたときに消えるものと、消し方は第 9 節のとおりです。
7. 通知
「対応が要る」メールが新しく届いたとき、端末の中で通知を作って知らせます。通知には差出人と件名、期限が出ます。アカウントが 2 つ以上あるときは、どのアカウントのメールかを示すメールアドレスも出ます。通知のための外部のサーバーは使いません。通知の許可は最初の読み込みが終わったあとに 1 回だけ尋ね、許可しなくてもほかの機能はすべて使えます。
本アプリは、位置情報、カメラ、マイク、写真、連絡先、カレンダー、トラッキング許可(App Tracking Transparency)を求めません。
8. 広告・解析ツール・第三者
- 本アプリは広告を表示しません。広告 SDK を組み込んでいません。
- 本アプリはアクセス解析・クラッシュ報告のツールを組み込んでいません。外部のライブラリは使っていません。
- 開発者が収集するデータが無いため、第三者へ提供・販売するデータもありません。
9. 情報を消す方法
- ログアウト: 本アプリでアカウントをログアウトすると、その端末に保存したメールの写し、配信の見直しのための直近 90 日の見出しと抜粋、配信の解除とゴミ箱への移動の記録、送信元の分類、ログインの情報、プロフィール写真、そのアカウントの設定が消えます。Gmail のメールは消えません。iCloud で共有している情報は、ログアウトしても iCloud に残ります(消し方は下の「iCloud のデータ」)。
- Google の許可の取り消し: ログアウトだけでは、Google での許可は残ります。Google アカウントのリンク済みアプリのページ(https://myaccount.google.com/linkedapps)から、本アプリのアクセス権を削除できます。
- 直した仕分けの例: 本アプリの設定の「学習した判断」から、1 件ずつ、またはすべて消せます。
- iCloud のデータ: iPhone・iPad の「設定」→ 利用者の名前 →「iCloud」→「ストレージ」、Mac の「システム設定」→ 利用者の名前 →「iCloud」から削除できます。
- Gmail のラベル: Gmail の設定から「The AI Mail」のラベルを削除できます(メールは消えません)。
- アプリの削除: アプリを削除しても、ログインの情報(キーチェーン)や、Mac では保存したデータが端末に残ることがあります。アプリを削除する前に、本アプリですべてのアカウントからログアウトし、上のとおり Google の許可も取り消してください。
開発者は利用者のデータを保有していないため、開示・訂正・削除の対象となるデータを開発者側で保持していません。
10. お子様のプライバシー
本アプリは特定の年齢層を対象としたものではありませんが、いかなる利用者からも個人情報を集めないため、お子様の個人情報を集めることもありません。
11. 本ポリシーの変更
機能の追加などにより本ポリシーを変更する場合は、本ページを更新し、最終更新日を改めます。データの扱いに大きな変更がある場合は、アプリの更新情報でもお知らせします。
12. お問い合わせ